[Blender] オブジェクトの長さや角度を測る

人体などをモデリングしている場合はさほど気にならないが、家具や建物などのケースではオブジェクトの長さや角度の精度を気にしないわけにはいかない。
今回は2パターンの測定方法をメモっておく。

OverlaysのMeasurementオプション

Edit Mode にした状態で、Overlaysのミスクを開くと、 "Measurement" の中にEdge Lengthを始めとした、様々な測定モードが用意されている。
今回は辺の長さと角度が知りたいので、"Edge Length" と "Face Angle" を選択する。
この状態で、オブジェクトを全選択してみる。

画像の通り、それぞれの辺の長さ、角度が表示されている。
もちろん、特定の辺の長さだけ知りたい場合は、任意の辺のみ選択されるように頂点、または辺モードで辺を選択すると、その辺だけの長さが表示される。
注意してほしいのは、Edit Mode のみで表示されているということ。
Object Modeでの測り方は、次の方法を使う。

Measure

Object Mode に切り替えて、分度器と定規みたいなアイコンのMeasureを選択する。

この状態で、測りたい部分をドラッグすると、ルーラーを引いて長さを測ることができる。

また、辺の途中をドラッグすると、角度も測ることができる。

ただし、フリーハンドでやってみると、お察しの通りこんな感じにずれてしまうので、次の方法を使うとよい。
盛大にずれている...

controlキーでスナップする

  1. どこか適当な部分をクリックし、そのまま目標の頂点に向かってドラッグする。
  2. その時に、controlキーを押したままにすると、頂点のところにスナップしてくれる。
*controlキーを押したままクリックをしても、ルーラーが引けないので、ルーラーを引き始めてからcontrolキーを押すこと
角度を測るときも同様にスナップが効くので、とても幸せになる。


Blenderでは、正確にFrontやTopなどから見ることができるが(設定をしているなら、1キーや3キーでFrontなどを切り替えられる)、その状態でルーラーを引いても先端と終端をマッチさせるのは至難の業なので、スナップさせたほうがよい。

まとめ

オブジェクトをスケールさせるときに数字を決め打ちすることはできるが、ふとした瞬間に測りたい場面がくる。そんな時は上記の方法を状況に応じて使い分け、測りまくっていこう。


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