Blenderでこんな感じのネオン管を作ってみる。
以下のYoutubeを参考にした
How to Make a Neon Sign in Blender
ネオンっぽいテキストをつくる
フォントをダウンロードする
ネオンっぽいフォントを、以下のサイトからダウンロードしてくる。このフォントをベースに、ネオン管を作成していく。
Text Me One Font by Julia Petretta Free Download » Fontsc
Blenderでベースとなるテキストを作成する
Blenderにて、Shift + A でTextを追加する。テキストの内容はEdit Modeで編集できるので、好きな文字を入れる。
次に先ほどダウンロードしたフォントを設定する。
Object Mode で文字を選択した状態にし、右下の α のところから、Fontを選択。Regularのところのフォルダアイコンをクリックし、ダウンロードしてきた .ttf ファイルを開くと、文字にフォントが適用される。
あとで文字をウネウネ編集するときにガイドがほしいので、テキストをその場にコピペし、右上のScene Collectionで、目のマークをクリックし隠しておく
ネオン管っぽく編集していく
文字を枠だけにする
F3で検索を出して、 Convert で検索。Curve from Mesh/Text を選択する
↓ 編集できるようになる
Fill Mode を None に設定すると、テキストが中抜き状態になる
Geometry > Bevel の Depth を0.008mくらいにして文字の枠線を太くすると、ネオン管っぽくなる
よりネオン管っぽい見た目に微調整していく
実際のネオン管は一筆書きのように一本の線でつながっているので、それっぽくなるように編集していく。
どう編集するかは文字や個人次第だが、よくあるものを例として上げてみる。
今回の作例だと、U の文字は枠がループしているので、上の部分をちぎって一本になるようにする。
ちぎりたい箇所の頂点を2点選択した状態で X を押すと、Segmentsを削除でき、うまく分離することができる。
また、頂点を選択 → ハンドルを選択して回すことで、なめらかな曲線を作ったり手で曲げた管を出していく。
ハンドルを選択した状態で V を押すとベクターのハンドル追加もできる。
コピーしておいた文字を表示して、その文字の真ん中にくるように整形する。
後ろから出ているように編集する
ネオンサインは管を後ろから伸ばしているので、その部分を作っていく。
ネオンの後ろに伸びる線を、そのまま伸ばそうとしても伸びないのは、カーブの設定が2D のままだから。3Dにするとよい。
ムカデみたいな脚がたくさん出ていてキモい場合は、Viewport -> Overlays からNormalsのチェックを外してやると消える
気合でつなげつつ調整する
Shaderを追加する
Emissionを選択。このシェーダーで発光している感じを作ってくれる。
EmissionのStrengthで光量を変更できる
RenderingモードをCyclesに変更すると、ネオンが発光する
裏(後ろに伸ばした管と文字の間)に半透明のガラスを仕込むとこんな感じ
Shaderを調整する
Gradient Textureを追加する
→ Ctrl + Shift Left Clickで Gradient Texture を選択すると、Viewer 経由で Material Outputに接続されるので便利
VectorからColor Ramp Nodeを追加する
Color Rampでこういうことができる
Gradient Textureを選択した状態で Ctrl + T を押すと、Texture Coordinateがマップされた状態で追加される
MappingのRotationのXとYを90°にする。
文字がすでに90°傾いている状態なので、Ctrl + AでRotationをApplyする
この状態でColor Rampを動かすと、文字の前後で黒と白が反転できる
次にMix Shaderを追加して、Emissionを適用する
ネオン管の裏の黒い部分のリフレクションを作る。
Principled BSDFを追加する。Roughnessをちょっとだけ調整する
ネオン管の中が熱くなっている部分を、Layer Weightで質感を出す
これも、選択してCtrl + Shift + ClickでMaterial Outputとすぐにつなぐことができるよ
Fresnel と Facing の切り替えも、同様のコマンドで切り替えることができる。
最終こんな感じ
ネオン管のカーブのあたりの照りをだす
最終成果物
まとめ
文字のウネウネ感やネオンの中の熱くなっている部分は、実際の画像を見ながら微調整していくと良いと思います。
参考にした動画の最後のほうで、レンダリング時の写真の質感を更にネオンにしているので、余裕があれば見てみると良いかも。
コメント
コメントを投稿