TidalCyclesをMacでセットアップする
SuperColliderのお話です。
Macを修理に出した際に初期化されたので、改めてTidalCyclesをセットアップし直しました。
昔は無限にコマンドを叩きまくり、エラーを摘み摘みしていましたが、果たして...
今回の環境
筐体: MacBook Pro (15-inch, 2018)
OS: macOS Monterey 12.0.1
プロセッサ: 2.2 GHz 6コアIntel Core i7
*このご時世にM1ではないですごめんなさい
基本的は公式のコマンドを叩くだけ
こちらにあるコマンドを叩くだけでほぼ一発OKでした。素晴らしい体験でした。
ただ、そのままだと使用したいオーディオインターフェースが設定されていないので、修正する必要があります。
オーディオインターフェースの設定
こちらの Audio Device
Selection のページを参考に進めていきます。
デバイスの確認
まず、下記のコマンドを叩いて、どのデバイスを使用できるかを確認します。
このコマンドでは、インプットとアウトプットの両方が出力されるので、下の出力結果の "MacBook Proの" は、MacBook Proのマイクを指し、 "MacBook Proのス" は MacBook
Proのスピーカーを指します。
ServerOptions.devices;
// 出力結果
-> [ UMC204HD 192k, MacBook Proの, MacBook Proのス ]
デバイスの指定
各デバイスの名称がわかったら、それをSuperColliderで使用するよう設定します。
下記の "UMC204HD 192k" という部分を、先ほどの手順で出力された自分のオーディオインターフェースに置き換えてください。
Server.default.options.device_("UMC204HD 192k");
これで設定は完了です。 "SuperDirt.start;" を実行し、自分のエディタで音を鳴らせるはずです。
おまけ
普段使用するオーディオインターフェースが決まっているのであれば、 今回のコマンドをstartup.scd ファイルに記載すると、毎回設定し直す必要もなくなります。また、忘れがちな SuperDirt.start;
も記載すれば、起動時に実行することも可能です。
startup.scd ファイルについては、こちらのページを参考にしてみてください。
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